YSK独自の 取り組み

OpenCBは極小部品の少量生産を実現するプロジェクトです

YSKでは独自のアプローチでこれまで量産でしか採算の取れなかった極小部品の製造にチャレンジしています。

複合加工機の開発

様々な加工に対応した極小部品向けの複合加工機を開発しています。
スイス式自動旋盤の仕組みをベースに、端材の発生を抑える独自の材料供給方式により、既存の加工機ではコスト面で難しかった、少量生産にチャレンジしています。
今後の開発では、独自の高速スピンドルを搭載し、極小部品向けターニングセンターとして発展させていく予定です。

■制御軸数6軸

  • X : st350mm
  • Y : st250mm
  • Z : st140mm
  • A : 26kW/10000rpm/永久磁石同期モータ高精度Cs輪郭制御(ワーク主軸)
  • B : ツール主軸の首振り軸
  • C : 1.5kW/30000rpm/インダクションモータCs輪郭制御(ツール主軸/HSK-40)

小型ATCスピンドルの開発

自社開発の工作機械に搭載するATCスピンドルを開発しています。

小型な機械に取り付けるため全長を短くすることを目指して独自の後端クランプ機構を開発しています。さらに、二面拘束の利点である大きなクランプ力がベアリングに与える影響を抑えることに成功しました。

■HSK-A40級スピンドル

  • 最高回転数 :30,000RPM
  • 連続定格 :1.5kW / インダクションモータ
  • ツーリング規格 :HSK-A40
  • 全長270mm(企画段階)

ムーブメント用自動洗浄装置の開発

廉価な洗浄装置(CR-10)を開発しています。

これまでの洗浄装置は洗浄槽を複数持ち品物を移動させていたましたが、弊社では品物ではなく液を交換する液送方式を採用した洗浄装置を開発しています。

工作機械開発で培った技術を生かし、制御系を独自開発しました。
さらに主要部品を開発した工作機械を用いて加工するなど相乗効果を狙ったチャレンジとなりました。

開発では洗浄槽の水密性・気密性の確保に苦労しました。
洗浄槽内の換気効率の悪さや回転軸の寿命に起因する、
液きり乾燥能力に大きな問題を抱えていたため、改良に取り組んでいましたが、解決のめどが立ち、現在改良版の製造に取り組んでいます。本ホームページにて間もなく情報をお届けできる予定です。

(写真は開発中のものです)

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